私達ARTE DESIGNは、商業店舗、インテリア、住宅リノベーションなどのデザイン、設計、施工、監理を行う会社です。
混沌とした解体現場の状況からアイデアを具現化し、よりシンプルで集客性のある空間を創造するため、コンピュータグラフィックスやバーチャルリアリティーなどの動画製作で予測した空間を表現し、コストを含めた空間造りを提案しています。
また施工においても、もともとそこにあった古い壁や床の質感を生かしながら、新旧の素材感とアンティーク加工、エージングといった技法なども取り入れ、これまでCG や図面だけでは表現できにくい分野にも取り組んでいます。
次々と消費され、変化してゆく時代に伴って、今一度自身が表現してきた空間を振り返り、１０年２０年と継続し続けている空間が残されているということは、とても喜ばしく思います。リニューアルで変化した空間であっても、過去にデザインした一部を残して再現したり、もともとあった古いものをそのまま生かしたりと、そういった心がけで表現して参りましたが、常に残る空間とは、そうあるように感じています。
「あったものは常にあったもので　今あるものも常にあったもので　いつかあるであろうものも　常にあったものである」
これは、ルイス・カーンがいつも語っていた言葉だそうで、哲学的に多くの意味が含まれていると感じますが、この後に続く文章に
「歴史的には豊かな宝物のようなものが潜在している　しかしそれを発掘し自らのものにするためには　穴が開くほどに　それを見続けなければならない」とあるようです。
スケルトンの空間にもどこか目に付く場所を探したり、それに新しいデザインを付け加えたりと、頭の中で創造しながら、混沌とした状況から生み出されるものは、意外とシンプルなデザインであったりもしますが、常にあるものとは、そういった安心感とギミックが合わさって存在し、またいつかあるものでもあるように思います。

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BISTRO NOVA COSTA

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